0・1・2歳児の生活
0・1・2歳児の食事~あそび食べ・食べない
離乳食が進んでくると、食事のリズムや量以外に新たな困り事が出てきます。なかでも保護者の悩みとして多いのが、「あそび食べ」と「食べない」こと。
「あそび食べ」とは、食べ物をぐちゃぐちゃにしたり、食事中に席から離れて食事に集中しなくなったりすることです。「食べない」悩みには、好き嫌いのほか、少食も含みます。成長にかかわることなので、保護者としてはなんとか食べてほしいと願いますが、その思いが強すぎて、子どもの食べる意欲がなくなったり、楽しく食事ができなくなったりすることは避けたいものです。
「あそび食べ」も「食べない」ことも、発達過程で多くの子どもが経験することですし、食べる量については個人差もあります。
保護者の悩みを受け止めつつ、そうしたことを理解してもらいましょう。また、今できる適切な対応をアドバイスして、保護者が子どもの食事と成長について長期的に考えられるように、援助していきましょう。
0・1・2歳児のあそび食べの原因と対応>>
お話 小野崎佳代先生
毎回多彩なテーマでお届けします。元東京都荒川区立保育園園長。現在は東京未来大学の実習指導教員として、保育者をめざす学生の育成にあたる。「子どもとことば研究会」会員。
イラスト/かまたいくよ
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