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保育者の腰痛予防策[1]~動作のコツ

保育者の腰痛予防策[1]~動作のコツ

動作のコツを覚えて、腰の負担を軽くする!
子どもを抱き上げる、重い物を持ち上げる、床にある物を拾う、などは、前傾姿勢の典型です。背骨を丸めずにすむ姿勢をとり、腰の負担を減らしましょう。

 

コツ1:足もとを対象に近づける
足もとが対象から離れるほど、持ち上げる際に腰への負担が増します。できるだけ近づき、負担を脚に分散させましょう。

 

コツ2:両脚を開く
両脚を開くと重心が下がり、姿勢が安定します。また、骨盤が垂直に立って、背骨の前傾の角度を緩める効果もあります。

 

コツ3:背中を丸めないために……
背中を丸めたまま持ち上げないよう、下のいずれかの方法を実践しましょう。

 

★方法1—しゃがんで真上に持ち上げる
対象物に近づいてしっかりしゃがみ、背すじを伸ばしたまま真上に持ち上げれば、ほぼ脚の力だけで上げられます。

★方法2—おしりを突き出す

スクワットをするときの要領で、おしりを突き出せば、背すじを伸ばしたまま、脚とおしりの筋肉で持ち上げられます

 

吾妻 大樹先生
(整体学校ウィルワンアカデミー 専任講師)
2006年、都内にカイロプラクティックの治療院を開業。ていねいな分析や施術が評判を呼び、著名人をはじめ、口コミで多くの保育者が来院するように。7年半の経営を経て院長を退き、現在は整体学校のウィルワンアカデミー専任講師を務める。
http://www.willone-academy.jp

イラスト/石崎伸子

 

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PriPri プリプリ 2015年1月号

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