保育実習がうまくいく!
これでOK?「積み木さんのおうちにおかたづけ」のことばかけ
【よくあるNGなことばかけ】
5歳児に「積み木さんのおうちに片づけようね〜」など、発達にそぐわない言い方をする
発達に合った言い方を先輩保育者のことばかけから学んで
例えば片づけのとき、5歳児に「お皿さんのおうちはどこかな?」なんて言うと子どものプライドが傷つき、片づけの意欲も高まりません。5歳児なら3つ先のことまでできますし、見通しのもてる言い方のほうが動きやすいもの。
また、いちいち指示していると、片づけ終わったらあそび、トイレに行っては走り回り、指示と注意の繰り返しになってしまいます。発達に合った言い方は難しいですが、子どもとの関わりで重要なこと。先輩保育者のことばかけを見習いながら学びましょう。
監修/永井由利子先生
公立幼稚園で教諭や園長を務めたのち、大学で実践的な保育論を教える。現在は松蔭大学コミュニケーション文化学部子ども学科で教授を務めるほか、東京成徳大学子ども学部で非常勤講師を兼任。
イラスト/山口まく 構成・文/窪 和子(KWC)