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保護者との個人面談、成功の秘訣【2】~話が続かない

保護者との個人面談、成功の秘訣【2】~話が続かない

保護者が応えやすいよう具体的な質問をしましょう

「家での食事はどうですか?」といった漠然とした聞き方だと、保育者が食事に関するどんなことを聞きたいと思っているのかが、保護者に伝わらないので、「よく食べます」「特に気になることはありません」など、的はずれな答えが返ってきてしまうことがあります。

まずは、「園では、おはしやスプーンを持たずに手で食べることがあります」といった具体的なようすを伝え、それに対する保育者の対応や指導について補足します。そのうえで、「ご家庭では、手で食べることはありませんか?」と質問すると、保護者に質問の意図が通じやすく、その後の会話もしやすくなります。保護者が答えやすいよう、質問のしかたをくふうすることも大切です。

 

子どもの成長を感じるエピソードを用意しておきましょう

子どものほほえましいエピソードをいくつか用意しておくと、ひととおりの話が終わって時間が余ったときも、気まずくなる心配がありません。

話をするときは、「逆上がりができるようになった」などと事実を伝えるだけでなく、「何度も練習していたので、初めてまわれたときは、私もうれしくて思わず○○くんと手をつないで跳びはねてしまいました」など、保育者の心の動きも伝えられるといいですね。

お話/酒井志穂(神奈川県/おおぞら幼稚園 教諭) 取材・文/森 麻子 イラスト/山口まく

 

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PriPri プリプリ 2015年1月号

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58-59ページに掲載

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