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「ワンダーサマースクール2018」東京会場レポート【2日目/前編】

「ワンダーサマースクール2018」東京会場レポート【2日目/前編】

手あそびや歌、体操、ダンス、講演など、毎日の保育に役立つ内容が盛りだくさんの、「ワンダーサマースクール」。今年は7月26日(木)・27日(金)の東京会場を皮切りに、全国6都市で開催されました。7月27日(金)の、東京会場2日目の様子をレポートします。
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あそび歌で先生同士も楽しくふれあい
東京2日目の開催となったこの日は、前日よりもさらに多くの先生方が集まりました。会場の杉並公会堂大ホールは、2階席までほぼ満席。2日間連続で受講した先生も多いようです。

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最初に登場したのは、あそび歌作家の鈴木翼さんと福田翔さん。「翼&翔の明日からすぐに楽しめるあそび歌!」がはじまります。ノリのいい歌からスタート、と思いきや、「いきなりだとビックリするので、まず隣の人に『一緒にはじけましょう』と言ってくださいね」。笑いが起こり、会場の雰囲気が一気にほぐれます。

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あそび歌の中で、先生同士もタッチをしたりくすぐり合ったり。一緒に歌ってふれあう中で、改めて「あそびって楽しい!」と感じます。

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おふたりそれぞれのコーナーでは、翔さんが、ネコになりきって踊る『のらねこゴロニャーゴ』を。翼さんからは、絵本『ゆうえんちでなんでやねん』に合わせたあそびの紹介がありました。

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歌と踊りでたっぷりあそんだ後には、なんと会場からアンコールが。『今日はとってもいい日だったよ』の歌で、笑顔いっぱいの90分間が終了しました。

豊富な実践例で子どもに大切な「あそび」を学ぶ
続いては、玉川大学教育学部乳幼児発達学科准教授である田澤里喜先生による基調講演「あそびの中で子どもは育つ」です。新しい教育要領や保育指針の中にある「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」や、「主体的・対話的で深い学び」。

東一の江幼稚園園長でもある田澤先生から、実際の「あそび」の事例を交えながら、分かりやすいお話がありました。

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「あそびのプロセスの中で子どもの心が動く」「大切なのは“あそび込む”こと」というお話に、大きくうなずく先生たち。たくさんの写真であそびの実践例が示される中、熱心にメモを取っていました。

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田澤先生の温かい人柄とユーモアのある語り口に、会場に笑いが起きる場面も。これからの保育に必要なことや、あそびに対する工夫などを知る、とても有意義な時間となりました。

そして、東京会場2日目のラストは、「ひろみち&たにぞうの僕らの運動会!」。受講者全員プレゼントの「ひろみち&たにぞうタオル」を手に、会場の熱気もいよいよクライマックスです。
(後編へつづく)

▼講演後のサイン会のようす

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何かに驚いている翼さん。さて、どんなお話をしているのでしょうか。

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「今日はありがとうございました」「いえいえ、こちらこそありがとうございました」

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伺ったお名前を書き入れ、さらさらと仕上げます。

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翔さんが差し上げていたカード。1枚1枚に手描きのメッセージが。

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また来年も、子どもたちと笑顔になれる時間を一緒に作りましょう!

写真・原 恵美子/文・加藤朋実

ワンダーサマースクールとは
世界文化社の主催するワンダーサマースクールは、保育者に寄り添い、日々の保育を応援する「PriPri」「PriPriブックス」「PriPriキット」で人気の講師陣が誌面ではお伝えしきれない内容までお伝えする講習会です。明日からの保育に役立つ実技講習・基調講演を取り揃えています。ワンダーサマースクールは(公財)全日本私立幼稚園幼児教育研究機構監修『研修ハンドブック』の押印対象講習会です。

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