【運動会】苦手を減らす感覚あそび
〜参加したがらない子〜
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運動会の練習が始まると、からだをうまく動かせない子や、参加したがらない子の様子が気になることがあるかもしれません。そこで、読者からの悩み別に、苦手の背景と保育でできるあそびを紹介します。 | |
【お悩み】競技や練習をやりたがりません | |
(できない背景)失敗体験が積み重なって ボディイメージが未発達という原因があると、器用さを求められる場面で「できない体験」を積み重ねてしまいます。さらに、友だちに笑われたり、保育者から注意を受けてしまったりして、「どうせ、できない」「やりたくない」という拒否する気持ちが募ります。 |
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(保育でできること)性格に左右されず支援する 同じ「やらない」でも、その場に佇むだけで競技に参加しない、おちゃらけて流れを遮る、場面を破壊するなどの子がいます。まずは、子どものタイプを見極めましょう。その上でタイプに合ったことばをかけて支援し、下のようなあそびからボディイメージを育てましょう。 |
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登り棒あそび | |
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(あそび方)4歳〜 登り棒にしっかり手足を絡ませてしがみつき、姿勢をキープ。おさるさんになりきって、アゴをひいて手足を曲げる屈曲姿勢を、30秒以上保持します。 |
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POINT からだが後傾していても、手足やからだを屈曲させる姿勢や、運動のコントロールができるのは、高等な脳に進化した霊長類ならでは。その脳で可能なあそびを取り入れることで、ボディイメージが育ちます。木登りもおすすめです。 |
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————————————————————– 教えてくれた人/療育塾ドリームタイム主宰 作業療法士 木村 順 撮影/磯﨑威志(Focus & Graph Studio) イラスト/killdisco 撮影協力/北川口幼稚園(埼玉県) モデル/星 乃々 構成・文/江頭恵子 |
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この記事が詳しく掲載されているのは |
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PriPriパレット 秋号 6ページに掲載 |