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支援のアイデア

活動の流れを視覚化!
絵カード「集団の生活」

ことばでの理解が難しい子には、絵や写真などを使った支援が有効です。絵カードを使えば、活動の内容や人の気持ちを視覚情報で伝えることができます。支援によって周囲の環境がわかりやすくなると、不安感も軽減されて、落ち着いて生活できるようになるというメリットも。
絵カードシリーズから「集団の生活」のご紹介です。
絵カード 集団の生活
ふだん、私たちは少し先のことを予想しながら生活して います。しかし、発達に課題のある子は、今していることに精一杯で、次の活動を想像することが苦手です。このような子どもには、活動の「始め」と「終わり」を明確に示すとともに、「これをしたら、次はこれ」という活動の流れが定着しやすい環境を整えることが大切です。絵カード を使って、活動の流れを視覚化し、指示がなくても自分で動けることを目標に支援をしましよう。
ポイント1 支援ツールにすぐ使える!
複数枚を組み合わせて、支援ツールを作れます。
絵カードを複数枚組み合わせ、 子どものニーズ に合わせたスケジュールツール を作りましよう。
絵カードを1列に並べ、活動の流れがひと目でわかるように提示。終わった活動の絵カードは裏返しておくと、子どもが混乱しにくくなります。
ポイント2 便利なポスターつき!
きょうのおてんき、どんなかな?
「晴れ」「雨」「風」「雪」の日の園の様子を比較したポスターです。「雨」の日の絵には「外ではあそべないので、部屋の中で楽しくあそびます」というメッセージが込められています。予定外の雨で外あそびができなくても、気持ちに折り合いをつけやすくなるよう、見やすい場所に掲示しておくとよいでしょう。「風」や「雪」の日は、天候の程度によって変わるので、外であそべるのか子どもとポスターを見ながら話をするのもよいでしょう。
いろいろなあそび
クラス活動として集団で取り組むあそびを集めたポスターです。ふだんから保育室など、子どもが目にしやすい場所に貼っておくと、あそびのイメージが子どもに定着しやすくなります。
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PriPri発達支援絵カード[7]集団の生活

PriPri発達支援絵カード[7]集団の生活

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