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支援のアイデア

知っておきたい!子どもの発達
相談先①

子どもの発達について悩みを抱えている保護者は少なくありません。保護者にとって園や保育者は身近な相談先ですが、専門機関のほうが力になれることも。保護者を支援につなげたいときに、保育者が把握しておきたい専門機関や支援の流れを紹介します。
保護者の悩みと要望に合わせた提案を
保護者から子どもの発達について相談を受ける保育者は多いでしょう。このようなとき、保育者はまず保護者の不安を受け止め、どんなことが心配なのか、ゆっくり話を聞くことが大切です。そのうえで、保護者がどのような支援を望んでいるのか、その子にどんな支援が必要なのかを検討します。保育者に話を聞いてもらうことで落ち着き、しばらく様子を見ることで安心する保護者もいます。一方で、保護者のほうから、より専門的な相談をしたいけれどどこに行けばよいか、聞かれる保育者もいるでしょう。また、子どもの発達だけでなく、家庭や保護者自身が問題を抱えている場合は、保育者から専門機関の発達相談を勧めたほうがよいこともあります。保育者は、専門機関と支援の流れを把握して、それぞれの子どもの様子や家庭のニーズに合わせて支援の提案ができるよう、情報を持ち、心構えをしておくと安心でしょう。
●保護者のキモチ
・子どもの発達が気になりながらも、どこへ相談に行けばよいのかわからず、打ち明けられる人もいない
・相談先を調べても、どこでどのような支援が受けられるのかイマイチわからない
2/11公開予定「知っておきたい!子どもの発達相談先②」では、保育者が把握しておきたい専門機関や支援の流れを紹介します。
教えてくれた人/東京都発達障害者支援センター(TOSCA)センター長 坂田由紀子
イラスト/たかまつかなえ
取材・文/こんぺいとぷらねっと
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PriPriパレット 2021冬号

PriPriパレット 2021冬号

58ページに掲載

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