乳幼児の発達 どう見る?①
発達の個人差が大きい乳幼児期の子どもたちですが、なかには「おや?」という発達上の気がかりを感じる子もいます。そんなとき、あなたならどうしますか? “様子見”の一歩先のかかわりを考えます。 | |
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発達の特性に「おや?」と思ったら目的意識を持ってかかわりましょう 一般的に、発達障害の診断は3歳以降でないと難しいとされ、それ以前に発達上の気がかりがあっても、様子見になることがほとんどです。しかし、人間の脳の7割は3歳までに完成するといわれるように、成長の著しい乳幼児期に、周囲の大人が発達上の不安を感じながらも何もせず過ごすのは、子どもにとって大きな損失です。発達に違和感を覚えたら、ふだんの保育のなかでできることを少し意識してかかわっていきましょう。たったそれだけで、子どものその後の発達は大きく変わります。 |
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教えてくれた人/順天堂大学医学部附属順天堂医院小児科 公認心理師・臨床心理士・臨床発達心理士 黒澤礼子 イラスト/コウゼンアヤコ 取材・文/森 麻子 |