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支援のアイデア

「就学相談」を知ろう

特別な支援が必要な子が就学する際、就学相談を通して就学先を検討できます。どうやって就学先を選ぶのか、どんなふうに就学先が決まるのか、特別支援教育に詳しい久保山先生の解説とともにご紹介します。
毎日を過ごす場所として、ふさわしい環境を
子どもの就学にあたり、特別な支援があった方がよいと考えた場合、必要な支援を受けながら、本人の力を最大限伸ばせる就学先を保護者と専門家が一緒に考えることができます。そうした、就学先を検討し、決定するまでのプロセスを「就学相談(※呼称は自治体によって異なる場合があります。)」と呼びます。
就学先は、その子の発達の状態や必要な支援、保護者や本人の希望などによって選択肢があり、専門家による面談や学校見学などを経て決めていきます。また、就学にあたっての心配事や不安、迷いがあるときも、まずは各自治体の就学相談を活用して相談するのがよいでしょう。
就学にあたっては、子どもにかかわる大人たちが「この子がこの先も素敵に歩んでいくために」という視点でイメージし、それを共有しながら就学先について考え、支える姿勢が大切です。
保育者も保護者の相談にのれるよう、就学相談の流れや就学先について知っておくとよいでしょう。
教えてくれた人/
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
インクルーシブ教育システム推進センター
上席総括研究員(兼)センター長 久保山茂樹
イラスト/大森巳加 取材・文/小栗亜希子
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掲載されているのは

PriPriパレット 2023年6・7月号

PriPriパレット 2023年6・7月号

26ページに掲載

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