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支援のアイデア

現場の実践見せて! 環境づくり&感覚おもちゃアイデア

園や療育施設、特別支援学校などが実際に使用している支援ツール、手作りおもちゃ。現場の垣根をこえて、アイデアの引き出しを増やしましょう。
どの子どももその子らしく過ごせる環境をつくる
2021年に障害を理由とする差別の解消の推進を目的とした「障害者差別解消法」が改正。2024年4月から、民間事業者にも「合理的配慮」の提供が義務化されました。
合理的配慮とは、障害のある人がほかの人と同じような生活を送れるよう、社会的な障壁を取り除くための配慮のことです。園生活における発達に特性のある子の支援においては、聴覚より視覚が優位な子に対して絵や文字などで情報を示す視覚支援、感覚過敏がある子が落ち着けるスペースの設置などです。
園のすべての子どもが、“安心して”“のびのびと”“楽しく”過ごせる環境を考えていきましょう。
環境づくりアイデア
場所がわかりやすい
写真やマーク、絵を使って、「この場所で何をするのか」「ここに何を置くのか」がひと目でわかるようにします。
\ IDEA /
顔写真でわかりやすく
「自分の場所」が決まっている靴箱や座席には、顔写真を。マークよりも直感的に理解しやすいです。
感覚おもちゃアイデア
\ IDEA /
どんどん刺したくなる!く
カラフルなプールスティックに、ピックを刺すあそび。プスッと刺す感触がくせになります。
教えてくれた人/チャイルドフッド・ラボ代表理事 藤原里美
元東京都立小児総合医療センター主任技術員。臨床発達心理士、発達支援専門士、保育士。

イラスト/加賀谷奏子 撮影/五十嵐 公
アイデア提供/
小金井なないろ保育園(東京都)
取材・文/こんぺいとぷらねっと

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PriPriパレット 2024年4・5月号

PriPriパレット 2024年4・5月号

4・5・6・13ページに掲載

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