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支援のアイデア

就学支援Q&A②

一斉授業への参加や、複雑化するルールに適応できるのかなど、支援を必要とする子の就学においては、心配を抱く保護者が少なくありません。支援が受けられる就学先には、いくつかの選択肢があります。就学先はどうやって決まるのか、実例を交えながら一連の流れをご紹介します。
Q 支援が必要と気づいていない保護者。どうするのがよい?
A 子育て相談を勧めてみても
集団生活では支援が必要でも、家庭では問題ないこともあります。子育ての難しさや困りごとなどがあるようなら、まずは自治体の一般的な子育て相談の窓口(サービス)など、心理的ハードルが低いところを勧めてみては? 相談員が、就学に支援が必要な場合には、説明してくれるでしょう。
Q 就学相談のために 保護者が準備するものは?
A 発達検査の結果や、医師の診断書等を
就学相談の面談前に、発達検査を受けていればその検査結果、医師の診断書、療育機関に通っていれば個別の支援計画や作業療法士など専門家のレポート、また、園への訪問支援のレポートなどもあるとよいでしょう。療育手帳や精神障害者保健福祉手帳の交付を受けていれば手帳を。母子健康手帳や園の連絡帳など、成長の様子がわかるものも、育ちの理解に役立ちます。
教えてくれた人/
東京都文京区教育委員会 教育推進部教育指導課
統括指導主事 髙橋拓也
特別支援教育担当主査 井上アヤ乃
特別支援教育担当 特別支援教育相談員 野口美智子

イラスト/ノグチユミコ
取材・文/仲尾匡代 

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PriPriパレット 2024年6・7月号

PriPriパレット 2024年6・7月号

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