就学先はどう選ぶ?
支援が必要と思われる子の就学支援【1】
就学先が決まるまで、どの時期に何をすればよいのでしょう?保護者に訊ねられたときに説明ができるよう、就学までの流れを把握しておきましょう。
見通しが立てられると流れもスムーズに
就学してからの支援が必要と思われる子がいる場合、就学先が決まるまでの見通しが立てられると、それに応じて保護者との面談を設けるなど、ゆとりを持って就学支援を行うことができます。
各自治体によって少しずつ時期がずれますが、新年度になると、来年小学校に入学する年長児を対象とした「就学相談説明会」が開かれます。保護者が参加しやすいよう、あらかじめ情報をインプットし、保護者に提供できるとよいでしょう。いつ「就学相談説明会」が開かれるのか、その後のスケジュールはどうなっているのかなど、地域の教育委員会に問い合わせて確認をしておきましょう。
(年長)4月~
・就学相談説明会
6月~
・就学相談申し込み&就学相談
・学校見学・体験
10月~
・就学時健康診断
1月
・就学先決定
4月
・入学
監修/内山登紀夫(大正大学心理社会学部臨床心理学科 教授)
イラスト/山村真代 取材・文/仲尾匡代