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ママ保育者のリアル

ママ保育者の理想と現実

ママ保育者の理想と現実

みかんさん(34歳)
公立保育園勤務
夫と5歳(年長)の娘と3人暮らし。2世帯住宅で、義両親が隣に住んでいる。20歳から公立の保育園に勤務。出産後、2年間育休を取得。その後、フルタイムで仕事をしている。

経験があるから余裕をもって子育てできて楽しい
子育てしてみて、想像よりもずっと楽しいなっていうのが一番の感想です。仕事で保育をしてきたからこそだと思います。イヤイヤ期も「成長のために大切なこと」と余裕をもって接することができました。

あとは、仕事で同じ年齢の子どもと接しているので、子どもの長所を捉えやすいのもメリット。「娘のいいところはここだから、もっと伸ばそう」とあそびを考えて一緒に取り組んだりしています。

また、自分は公立の保育園に勤めていて、娘の預け先も公立の保育園。同じ園ではないんですが、給食が同じなんです。「ゼリーおいしかった?」など、会話のきっかけにしています。行事もだいたいわかるので、会話が盛り上がりますね。

 

保護者に子育ての思いを伝えられるように
親になってから仕事で一番変わったのは、保護者対応をしっかりできるようになったこと。子どもがいないときは、保護者からの相談を受けても、自信がもてず先輩に聞いてから後日返答することに、もどかしさを感じていました。でも、今は自分の育児経験から、アドバイスできるようになったのはいいところです。

そして、「保護者にも子どもとの時間をしっかりとってほしい」という思いが強くなりました。「休日はこんな過ごし方をしてみてはどうですか?」など、保護者の働き方や疲れ具合を考慮しつつ、提案することもあります。

自分ができていないことを保護者にお願いする矛盾も
とはいえ、保護者にお願いするのに自分ではできていないな、と思うこともたくさんあります。子どもが熱を出したときに「早く迎えに来てくださいね」と保護者には伝えるのに、自分は仕事を抜け出せないので両親に任せるしかありません。

運動会などの行事も日程が重なるので、保護者には「1年に1回しかないので、ぜひ来てください」と言いつつ、自分は参加できないのは切ないです。

また、「朝ご飯は、毎日しっかり食べるようにしてくださいね」って言っているのに、自分の娘は朝が苦手であまり食べられないなんてことも……。理想どおりにはいかないものですね。

仕事と両立のコツは?
家事と育児と仕事、すべてきっちりやるのはとても大変。子どもと関わる時間をとることを大切にしているぶん、家事はゆるめにしています。疲れているときは、「洗濯物はまとめてすればいいや」「食器洗うのは、明日で」と後回しにしてしまうことも。夫と協力しつつ、あまり自分たちを追い詰めないようにやるのが、両立のコツですね。

本誌ではみかんさんの1⽇や仕事との両⽴のコツ、他のママ保育者の声を紹介しています。

お話/横井こどもクリニック院⻑ 横井茂夫
取材・⽂/森 ⿇⼦ イラスト/うつみちはる

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PriPri プリプリ 2019年9月号

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86,87ページに掲載

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