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保育のヒント

知っておきたい!乳幼児の救命救急

乳幼児の一次救命処置【前編】

乳幼児の一次救命処置【前編】

心肺停止やうまく呼吸ができないときに、一次救命処置をすることで生存率が上がります。すべての保育者が処置できるようにしましょう。

1 声をかけて、反応を確認する(上図)
●子どもに近づく前には、二次事故防止のため、必ず周りを確認する
●大出血のある場合は、止血しながら作業を進める

子どもが倒れているところを発見したときは急に駆け寄らず、二次事故を防ぐため周囲の安全を確認してから近づきましょう。交通量の多い場合などは、安全な場所に移動してください。そのうえで、意識や反応があるかを確認しましょう。また、出血が多い場合は、止血も同時に行います。

 

あやしても笑わない!視線が合わない!意識や反応がない!
↓↓↓

 

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2 協力者を求める
●119番通報、AEDの手配をお願いする

周囲の人に119番で救急車を呼び、AEDを持ってくるように依頼します。また、胸骨圧迫や人工呼吸などは体力を要すので、なるべく多くの人に協力してもらうとよいでしょう。

 

救急車が来る前、AEDが到着する前に
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3 呼吸を確認する
●胸と腹の動きを確認し、判断に10秒以上かけない。迷う場合は胸骨圧迫と人工呼吸に進む
●呼吸の有無だけでなく、間隔や深さなど普段との違いも確認する

呼吸の確認は胸部と腹部の動きを見て行います。呼吸の有無だけでなく、いつもより遅い、浅いなど普段との違いを確認します。それには、日常の保育のなかで子どもがどのように呼吸をしているか見ておくことが大切。判断に10秒以上かけず素早く行い、迷ったら、胸骨圧迫と人工呼吸に移ってください。

(後編に続きます)
動画もチェック!

監修/日本赤十字社 大西浩子さん
日本赤十字社 事業局 救護・福祉部 参事、看護師。子どもの命を守り、社会全体で子どもを育てるための赤十字幼児安全法の講習・普及に取り組む。

取材・文/香山倫子、服部啓一(KWC)  写真/磯碕威志(Focus & Graph Studio)

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PriPri プリプリ 2017年9月号

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