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保育者の4月あるあるエピソード

4月あるあるエピソード【1】走りまわる子編

4月あるあるエピソード【1】走りまわる子編

4月は入園や進級などで園の環境が大きく変わる時期。新しい環境に慣れるまで、子どもたちも保護者も、そして保育者もそれぞれに不安や心配を抱え、試行錯誤の日々を過ごしています。そのため、子どもが保護者と離れるのが不安で大泣きする、保護者が園のルールを守らず勝手な行動をとる、一緒にクラスをもつことになった保育者と意見が合わないなど、対応に困る場面に出会うことも多いでしょう。

そこで今回は、この時期によくある困った場面を取り上げ、読者の皆さんから寄せられたエピソードや、解決につなげるための対策をご紹介します。

エピソード[1]じっとしていられず、める子が……
部屋でじっとしていられず、走って出て行ってしまう子がちらほら。好きなおもちゃで気を引いたり、部屋で落ち着いて過ごせるよう環境を整えたりして対応に努めました。

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エピソード[2]を食い止めるのにひと苦労
隙あらばドアから出て行こうとするので、とても困りました。ドアの近くにいて脱走を阻止すると共に、常に子どもたちの動きを気にかけていました。

酒井先生から対策アドバイス
興味のあるもので引きつけ、座った先に楽しいことがあると認識させて
部屋の中を走り回るのは元気で活発な子。とくに興奮しているときや先生に注目してもらいたいときに走ってしまうようです。また、入園前に絵本の読み聞かせなどの経験が不足していて、座った先に楽しいことがあるとわからないために走ってしまう子も増えています。

ひとりの子が走り出すと、それを見てマネをする子も出現。そして、先生が追いかけるともっと楽しくなり、走り続けます。その間、待っている子たちは他のことを始めたり、寂しくて泣いてしまったりして収拾のつかない状態になることも。そうならないためには、走り回る子の興味のあるあそびや好きなものを把握し、個々に「恐竜の絵本を読むよ」などと事前に声をかけて、走ること以外に興味を向けるのが有効です。まずは子どもとたくさんあそび、興味や嗜好を理解するところから始めましょう。

 

監修/酒井志穂先生
(学校法人北鎌倉学園おおぞら幼稚園教諭)

イラスト/鳥居志帆 構成・文/窪 和子(KWC)

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PriPri プリプリ 2018年4月号

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