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保育のヒント

0・1・2歳児の喜怒哀楽

年齢別・入園したての「泣き」の理由

年齢別・入園したての「泣き」の理由

試行錯誤の繰り返しが信頼感と安心感を生む
初めて保護者と離れて園に通うのは、子どもにとって大きな不安であり、泣くのは自然なことです。年齢によって泣く理由に違いはありますが、どの年齢であっても保育者ができることは「不安を安心に変えること」。

すべての子どもが必ず泣きやむおもちゃやテクニックはありません。保育者は子どもたちが安心を感じられるように試行錯誤しながら、コミュニケーションをとっていくことが大切です。それを繰り返しているうちに、子どもは園を安心できる場所だと感じ、保育者との信頼関係をつくっていくことができます。それができれば、5月ごろには自然と落ち着いてくるはずです。

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年齢による泣きの違い
【0歳】なんとなく違う!漠然とした不安による泣き
0歳ごろだとまだよくわかっていないことが多いのですが、ずっと一緒だったお母さんがいないことはなんとなくわかり、不安で泣きます。しかし、信頼できる大人がいてお腹が満たされ、よく眠れると安心できます。そのような環境を整えると、早く園に慣れることができます。

【1歳】大好きなお母さんがいない!母子分離不安による泣き
母子分離不安とは、お母さんと離れることに不安を感じることです。1歳ごろになると、お母さんとそれ以外の人がはっきりと区別できるようになります。そのため不安が一層強くなり、泣き方が1番激しく、食事がとれない、眠れないなどと、不安定になりやすい時期です。しかし、1か月を過ぎるころには必ず居場所をつくっていきます。

【2歳】私の居場所はここではない!知らない場所に来た不安による泣き
2歳になると、ふたつ以上のものを認識できるようになり、場所の違いもわかるようになります。そのため、「家ではない、知らないところに来た」ということに不安を感じます。「ここはどんな場所なのか」をしっかり伝えるとよいでしょう。次第に「お母さんは今仕事をしているから、自分はここにいる」ということもわかるようになります。

監修/
田澤里喜先生(学校法人田澤学園東一の江幼稚園 園長、玉川大学教育学部乳幼児発達学科准教授)
澤田美千恵先生(学校法人田澤学園東一の江保育園こすもす 園長)

イラストレーター/佐藤香苗 文・構成/香山倫子、服部啓一(KWC)

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PriPri プリプリ 2018年4月号

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76,77ページに掲載

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