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落ち着きのない子への対応

保護者の対応に役立つアドラー心理学 3つのポイント

保護者の対応に役立つアドラー心理学 3つのポイント

アドラー心理学は子どもだけでなく、保護者と接するときにも大いに役にたちます。アドラー心理学を踏まえ、保護者との距離感をうまく保てると、よい関係を築くことができます。

保護者対応に役だつアドラー心理学のポイント
相手の行動は変えられない自分の行動を変えよう
相手の行動を操作するのは不可能です。しかし、自分の行動は変えることができます。そして、変えたことで相手の行動も変わる可能性があると考え、いろいろなアプローチを試してみることが大切です。

保護者と保育者は対等な立場でいよう
人間関係に、上下があるとうまくいかないもの。どちらかの考えを押しつけてもうまくいきません。まずは、「園の人たちは自分の味方」と保護者が思えるよう、保護者の長所を見つけ、感謝を伝えましょう。

家庭の課題と園での課題は分離しよう
園と家庭では環境も子どもの様子も違うものであり、抱えている課題も異なります。それぞれの課題に踏み込んでしまうと、お互いにストレスになり、関係が悪化する可能性も。アドバイスは求められたときだけ伝えるようにしましょう。

本誌ではプリプリフレンズから集まった、落ち着きのない子の保護者に関するお悩みとその解決方法を紹介しています。

監修/植松紀子先生
臨床心理士。「こどもの城」小児保健部での勤務などを経て、現在はアドバイザーとしてさまざまな園をまわり、指導を行う。

取材・文/香山倫子(KWC) イラスト/鳥居志帆

 

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PriPri プリプリ 2019年7月号

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82,83ページに掲載

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