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外国⼈保護者対応のキホン〜伝え⽅のポイント

外国⼈保護者対応のキホン〜伝え⽅のポイント

外国人保護者と話すときは、まわりくどい言い方をしないように。少しきつい言いまわしと感じてしまうかもしれませんが、「伝わりやすい」ということを優先して、はっきりと伝えましょう。また、その外国人保護者の母国の言語であいさつをするなど、コミュニケーションの機会を増やし、信頼関係を築くことも大切です。

【ポイント1】尊敬語・謙譲語を使わない
「いらっしゃってください」など相手に対して敬意を払う尊敬語や、「うかがいます」など自分がへりくだる謙譲語は、外国人にとってわかりにくい表現。「来てください」「行きます」と、シンプルなことばを使いましょう。

【ポイント2】お願いは「してください」とはっきり伝える
「○○してくれたらうれしいです」といった言い方は丁寧ですが、まわりくどく伝わりにくいもの。「○○してください」とはっきり伝えましょう。禁止するときも「○○してはいけません」とストレートな言い方で。

【ポイント3】実物やイラスト、写真を見せて伝える
持ってきてほしいものは、実物や写真、イラストなどを見せながら伝えましょう。保護者が買ってくる必要がある場合は、売っている場所も一緒に伝えると間違いを防げます。

本誌では、このほかにも読者から届いた伝え⽅のアイデアも紹介しています。

 

監修/内海由美⼦先⽣
⼭形⼤学教授。外国出⾝保護者のための⽀援サイト「幼稚園・保育園の連絡帳を書こう︕」を運営してい
る。https://renrakucho.net/
取材・⽂/⾹⼭倫⼦(KWC)、イラスト/セキ・ウサコ

 

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PriPri プリプリ 2019年10月号

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