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子どものつぶやきから考える保育

子どもが乱暴なことばを使ったら!?

子どもが乱暴なことばを使ったら!?

対応ポイント1
頭ごなしに叱らず、なぜそのことばを使ったのかを聞いてみる
子どもが「ばか」「うざい」などと言うと、頭ごなしに「そんなこと言っちゃだめ!」と叱ってしまいがちです。しかし、乱暴なことばが出るときは、子どもにモヤモヤした気持ちがあることが多いので、まずは「いやなことがあったの?」と聞いてみましょう。そして「そういうときは、『やめて』と言えばいいんだよ」などと言い換えのことばを伝えましょう。同時に、言われた相手がどう思うか、自分が言われたらどう感じるかを考えさせることも大切です。

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対応ポイント2
保育者自身も日ごろからことば遣いに気をつける
子どもは耳にすることばを、善悪の区別なくそのまま吸収してしまいます。身近な保育者が使うことばの影響も少なくありません。子どもに対して言うことはなくても、保育者同士の会話だから、子どもが近くにいないから、と気を抜いて、「きもい」「うざい」「むかつく」のようなことばをうっかり口にしている、といったことがないよう気をつけましょう。聞いていないようで、子どもはしっかり聞いています。

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対応ポイント3
言ってほしくないことばは、その場でしっかり注意する
「死ね」「殺す」など、生死にかかわる乱暴なことばは、どんな理由があったとしても口にしてはいけないことばです。このようなことばを子どもが口にしたときは、「それはいいことばじゃないよね」とその場で冷静に注意する必要があります。「命はひとつしかない大切なものだよ」と命の大切さ、生きること、死ぬことについてわかりやすく説明したり、植物や小動物・昆虫を育てることで命や死について学べる機会をつくったりすることも必要です。

お話/倉内真理(青森県 こども園あおもりよつば副園長・保育総合研究会JAMEE.S 事務局次長)
取材・文/森 麻子 イラスト/鹿渡いづみ

 

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PriPri プリプリ 2016年12月号

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