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何でも「いちばん!」になりたがる子への対応

何でも「いちばん!」になりたがる子への対応

“いちばん”にこだわるのも、この時期ならではの健全な姿
朝、園に行くと玄関の前でしゃがみ込んでおにぎりを食べている子がいました。「あら、どうしたの?」と声をかけると、その子のお母さんが「どうしても“いちばん”に園に行きたいと言い張るもので……。しょうがないので朝ご飯のおにぎりを持って、早く来ました」とのこと。あきれて大笑い。ここまで“いちばん”にこだわるのは、たいてい4歳~5歳の初め頃。

わたしも“いちばん”はそんなに価値のあることではないと言い聞かせていたことがあります。順番にこだわらないあそびをやったりもしました。でも、毎年、この年齢の子が“いちばん”にこだわる姿を見ているうちに、「これが健康な育ちなのかもしれない。一生のうちでこんなに堂々と“いちばん”を主張できるのは、この時期だけかもしれない」と思うようになりました。それに、そういつまでも“いちばん”にこだわり続けることもありません。6歳くらいになると、なんにでもしつこく「いちばん!」と言っている子は、友だちからいやがられてしまいますからね。

ともあれ、子どもってそのときどきの気持ちに本当に正直です。つねに“今の自分”をありったけ発揮しながら成長しているのですね。

アドバイス・文/柴田愛子先生
イラスト/佐藤竹右衛門

 

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PriPri プリプリ 2016年2月号

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88ページに掲載

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